令和4年度(2022年度)収支決算について
当健保組合の令和4年度(2022年度)収入支出決算が、去る7月19日に開催された第73回組合会において審議され、全会一致で承認されましたのでお知らせします。
健康保険組合は自主・自立の精神のもと、加入者の保険給付を行うだけでなく、健康づくり疾病予防にも取り組み、亀田総合病院グループ全体での大きな役割を担っております。
新型コロナウイルス感染症の影響は長引き、健康保険組合の運営にも大きな影を落としました。
収入の柱となる保険料収入は微増にとどまった上、高齢者医療への納付金の増加、保険給付金の続伸(支出増大)が顕著に表れた令和4年度となりました。
そのような状況下でも当健保は、事業主等の協力による保険給付の適正、健診事業を始めとする疾病予防等の実施、各種の財政対策にも努めてまいりました。
しかしながら、保険給付費の支出増大により経常収支が前年度に引き続き2億4千万円余りの赤字決算となりました。
この厳しい状況は令和5年度以降も続くと思われます。
今後も加入者皆さまの健康づくりをサポートし、この苦境を乗り越えてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。